ご挨拶
私たち杉本養殖は、三重県・引本浦の山々に囲まれた自然豊かな環境のもと、鰤(ブリ)と真鯛の養殖に取り組んでいます。
養殖には明確な「正解」が存在せず、気候や海の状態、魚の成長具合など、日々変化する自然と向き合いながら、最善を探る努力の連続です。
私たちはこれまで積み重ねてきた経験や技術を土台に、時代に合わせた工夫と改善を重ね、魚にも人にもやさしい養殖を目指して取り組んでおります。
規模は小さくとも、一尾一尾に心を込めて育てる姿勢を忘れず、これからも「より良い品質」と「より良い育成環境」を追求し続けてまいります。

山々に囲まれ自然豊かな海
山々に囲まれ自然豊かな海
会社概要
- 会社名:杉本養殖株式会社
- 資本金:300万円
- 売上:3.5億円
- 登録船舶数:4隻
- 従業員:4名
- 主な取引先:尾鷲物産株式会社、百五銀行、土井鉄工有限会社
- 所在地:三重県北牟婁郡紀北町矢口浦1095-36
- TEL・FAX: 0597-39-1862
数多くの方々に支えられています。
数多くの方々に支えられています。
沿革
杉本養殖のあゆみ
- 1960年代にブリの養殖を開始
- 真鯛養殖を開始
- EP飼料(高温高圧成形)への全面移行
- 底面金網の生簀を導入
- 9月に法人化し株式会社となる
- 護岸ホイスト設置(20年6月)
- 事務所建設(21年9月)
- 新造船導入(21年10月)
- 海ログ導入(1月)
- 給餌船購入(4月)
- 魚体測定カメラ導入(8月)

三重県紀北町、引本浦の海で、家族とともに魚を育てる日々を重ねてまいりました。
杉本養殖は、二代目が始めた養殖業を引き継ぎ、現在三代目として、ブリと真鯛の育成に取り組んでいます。
ブリ養殖の北限ともいわれるこの海で、小規模ながらも一尾一尾にしっかりと向き合い、健康でおいしい魚を届けたいという想いを大切にしてきました。
厳しい自然条件の中でも、魚にとって最良の環境とは何かを常に考え、日々工夫と改善を重ねながら、よりよい品質を追求しています。
これからもこの引本浦の海とともに、挑戦を続け、進化を止めず、誇りを持って魚を育ててまいります。
代表取締役 杉本 宜史
最新の技術を取り入れ日々、研鑽を積む
最新の技術を取り入れ日々、研鑽を積む
事業内容
ブリ・マダイを中心とした養殖事業

魚類養殖
ブリ
─ 北限の海が育てる、引き締まった味と価値
杉本養殖が位置する引本浦は、ブリ養殖の北限域にあたります。
この冷涼な海域で育つブリは、身が締まり、脂のバランスが良く、全国の市場でも高評価を得ています。
水温の変化や自然環境への細やかな対応が求められる中、手間を惜しまず、一尾一尾に向き合いながら高品質を追求しています。
マダイ
─ 美しい姿と上品な味わいを届ける
バランスの取れた成長環境ときめ細かな管理で、見た目も味も優れたマダイを育てています。
祝い魚としても親しまれる魚だからこそ、安定した品質にこだわり続けています。
元気な魚づくりの為に。
元気な魚づくりの為に。
求人Let’s aim high together
魚を育てることは、命と向き合う仕事。
小さなことの積み重ねが、大きな信頼に繋がっていきます。
私たちは、この仕事に誇りを持ち、共に向き合ってくれる仲間を求めています。

自ら進んで物事に取り組む行動力が有り常に高い意識を持っている人

自分の仕事を一つ一つ最後までやり抜く人

周りの人と助け合いが出来る人、助け合うことで皆が挑戦できる

社会のルールはもちろん、会社のルールも守れる人

一つの仕事に満足せずに次の一歩を踏み出し、慢心しない人
日々の業務は、魚と真剣に向き合う時間です
主な業務
- 餌やり・給餌スケジュールの管理
- 生簀・漁場設備の点検・補修
- 魚の状態観察・潜水(病気・大きさのチェック)
- ワクチン接種
- 出荷準備・活け締め・積み込み作業
ある日の1日
- 6:30 出社・打合せ・出航
- 8:30 養殖施設の点検
- 9:00 休憩
- 9:15 給餌
- 11:30~12:30 片付け・翌日の準備
現場で働く先輩からのメッセージ

- 稚魚を入荷してから、ブリは約1年半、タイは2年半ほどかけて出荷まで育てます。
出荷の時に魚を見て、「自分たちの努力が形になった」と感じられる瞬間は、本当にうれしくて、達成感があります。 - 夏は暑く、冬は寒い。正直きつい日もありますが、それ以上にやりがいのある仕事だと思っています。
- がんばった1年のご褒美に、毎年1回、みんなで旅行にも行かせてもらっています。
- 私たちは社長の背中を見ながら働いています。
社長の熱量や想いに負けないように、日々がんばっています。
引本浦の四季
引本浦の四季
季節のお便り
魚たちの様子や現場の風景を、季節ごとにお知らせします。