冬のひと区切り。船のメンテナンスと、次の一年へ向けて

この2、3日暖かい日が続いたと思いきや、今日は風があり、肌寒さを感じる一日でした。
出荷のピークを無事に終えたこの時期、杉本養殖では設備や道具の点検・整備に時間をあてています。

先日、ちょうど船を陸に上げてメンテナンスを行うということで、現場の様子を見に伺いました。

現場に到着したころには、作業はほぼ終盤。
船底の確認や部品の点検、細かな清掃など、段取りよく進められていたようで、「さすがだな」と思わず声が出そうになりました。

養殖にとって船は、いわば毎日の仕事を支える相棒のような存在です。
海上での作業はもちろん、餌やりや見回り、出荷の準備まで、すべてに関わっています。だからこそ、目に見える大きな不具合がなくても、この時期にしっかり手を入れておくことが欠かせません。

作業を終えたスタッフの中には、顔にうっすらと塗料汚れをつけたままの人もいました。
寒い中での作業は決して楽ではありませんが、誰一人手を抜かず、淡々と、しかし確実に進めていく姿が印象的でした。

こうした一つひとつの積み重ねが、日々の「安心」につながっているのだと、改めて感じます。
派手さはありませんが、杉本養殖の仕事の根っこは、こうした地道な整備や点検に支えられています。


また、昨日は求人のお知らせも公開いたしました。
新たに一緒に働いてくださる仲間を募集しており、現在はIndeedにも掲載されています。

養殖の仕事は、季節や海の状況に向き合いながら進める、決して単純ではない仕事です。それでも、自分たちの手で育てた魚が誰かの食卓に届くという確かな実感があります。
今回のようなメンテナンス作業も含め、現場の一つひとつを大切にしてくださる方との出会いを、心よりお待ちしています。

さらにこのたび、公式サイトに「1年の流れ」というページも公開いたしました。
杉本養殖の一年がどのように巡っているのか、どの時期にどんな作業があるのかをまとめています。

繁忙期の緊張感、そして今のような整備の時期。
どちらも欠かせない大切な時間です。こうしたリズムを知っていただくことで、私たちの仕事がより身近に感じていただければ嬉しく思います。

年末の山を越え、少しほっとしながらも、次の一年はすでに始まっています。
船も、人も、気持ちも整えて、また新しい季節へ。

これからも一日一日の作業を大切に、誠実に取り組んでまいります。